風景を感じる石、デンドリティッククォーツをリングに仕立てました。

伸びやかに生い茂る木々の葉のようなもの
春先にほころび始めた花のようなもの
木々の隙間から見える夕方の空のようなもの
朝靄の中に立つ木立のようなもの

様々な風景に見えるデンドリティッククォーツは
水晶内部の亀裂に金属物質が広がり
木々や草花の様な模様になった鉱物です。

＜Type6＞
デンドリティッククォーツの周りをタガネ仕上げにし
額縁におさまる絵画のように仕立てました。
細かな線がぐるりと石を囲み、クラシカルな雰囲気で
デンドリティッククォーツの模様を引き立てます。


脇にはダイアモンド(1.5mm)を1石添えてさりげないアクセントに。

花びらを倒してダイアモンドを留めて、花に包まれたように仕上げています。

リング腕部分にも植物の表情を出し、デンドリティッククォーツが収まる
石枠部分とリング内側はギュッと磨きあげた鏡面仕上げに。
対比が美しく、指通りもなめらかです。

細かなタガネの仕上げが指元をクラシカルな雰囲気に。