ある庭にあった大きなオリーブの木。
その枝にはたくさんの緑色の蕾がついていました。
小さな実かと思った丸いつぶの蕾はとても愛らしく、
その姿をアレンジを加え形にしました。

どこか羽のようにも見えるおお振りのトップは、
ゆるやかにカーブを描き身体に沿うデザインです。

横に長いバランスのトップは、葉を重ねうっすら立体的な
レリーフのような形にしました。

葉の表面は荒らして仕上げることで光を抑え
つぼみの丸みはキラッと光るように対比をだしています。
ささやかな仕上げの差ですが、全体が磨かれているよりも
落ち着いて柔らかな風合いになります。

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