真鍮について

真鍮製品のメンテナンス

どこか遠くにある街のオブジェに使われている真鍮という素材は
銅や亜鉛を混ぜ合わせた合金素材です。

初めは温かみのある黄色をしており、時間が経つにつれ
徐々に茶色いアンティークな風合いが出てくる特徴があります。

穀雨ではその味わい自体が魅力があると考えていますが、
明るい黄色味がお好みの場合は磨き直しも行っておりますので
穀雨店舗にお気軽にお持ちください。

数個でしたら1時間ほどで、数が多い場合はお預かりして
後日のお渡しになります。谷中散策やランチの前に預けて、
お帰りの際にお受け取りいただくにがオススメです。

ご自宅でのメンテナンス方法

金属用の研磨剤で磨くことをオススメします。

穀雨ではwenolというドイツ製の研磨剤を使用していますが
現在の名前はglanolになっているそうです。
楽器磨きなどによく使われるロングセラー品です。

やわらかめのペースト状で使いやすいです。




拭き取るように

柔らかめの布やティッシュにペーストを少し出し
オブジェ全体を包み込むように塗ります。
そのままゴシゴシと表面を拭き取るよう磨きます。

研磨剤に加え、金属保護剤(油分)も入っているので
磨いた後は水洗いをして、水気を拭き取れば完了です。
油分が気になる場合は中性洗剤で洗ってください。
手はしっかり洗剤で洗ってくださいね。




磨き前

全体に茶色がかってアンティークな風合い

このまま研磨剤入りの磨き布などで磨くと、
色味は茶色がかったままですが全体的に艶が増します。
歴史ある街並みのような、アンティークの品のような
雰囲気が素敵です。





磨き後

全体が明るい黄色になり購入時に近い色味

ティッシュ磨きで仕上げたので
屋根の一部や玄関、窓などの凹み部分は茶色味が残っています。
爪楊枝などでもっと細かく磨けば取れます。

購入時のような明るい色味に戻りますが、またすぐ
少しずつ色の変化が始まります。